仕事を探す際に必ず必要なのが、履歴書。海外ではもちろん、日本語表記の履歴書は使えませんので、英文履歴書(レジュメ)を準備する必要があります。
初めての英文履歴書の作成で戸惑う事もあると思いますが、無料テンプレートも数多く手に入りますので、意外と難しくありません。
この記事では、「英文履歴書の基本的な書き方やルール」を説明したいと思いますので、是非参考にしてみてくださいね^^
英文履歴書のルール
英文履歴書と一言にいっても、本格的に海外の企業で就職をする場合とワーホリなど留学中のアルバイトとでは仕上げ方が変わってきます。
基本的には、自分がアピールしたいポイントを売り込める履歴書を作成する事が大切になってきます。ここでは、留学中のアルバイトの際のポイントを抑えていきたいと思います。
手書きはNG!
まず一番重要なのがコレ!日本だと、履歴書に直接一字一字を丁寧に書き込みますよね。しかし、英文履歴書では手書きはNG!
パソコンを使い、ワードのようなワードプロセッサーソフトで仕上げてプリントアウト、またはPDFとして応募先に渡すのが基本です。
また、ここバンクーバーではプリントアウトする場所も、日本の様に24時間コンビニでできるというわけではありません。
図書館やエージェント、STAPLES(ステイプルズ)という文房具屋など限られた場所でのみプリントアウトすることができるので、事前に日本で準備してくることをおススメします。
サイズはレターサイズ
用紙のサイズですが、日本とは違ってA4やB5などといったサイズ設定ではなく、北米仕様サイズの「letterサイズ」(215.9㎜ x 279.4㎜)で作成しましょう。
日本語サイトのテンプレートではサイズがA4になっているものもあるので、プリントアウトの前にサイズを確認して下さい。
写真・年齢・性別は不要
日本では履歴書といえば証明写真・性別・年齢の欄がありますよね、しかしカナダではそれら3つは不要です。
詳しく言うと、不要というよりも差別やハラスメントの観点から、企業側が求めてはいけないことになっています。
「若いから」「女性は雇いたくない」といった事は差別だという認識なのですね。
もちろん、面接の際に清潔感やコミュニケーション能力などは判断基準になりますが、それは能力とみなされます。
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英文履歴書の構成内容
英文履歴書では決まったフォーマットはなく自由に作成する事ができますが、ある程度の書くべき内容や順番は存在します。
以下にまとめていますので、参考にして採用担当者が見やすい履歴書を作成しましょう。
Personal Information(個人情報、連絡先)
まず履歴書の一番上に個人情報(氏名・住所・電話番号・e-mailアドレス)を記載します。この時、必ず中央揃えで表記してください。
電話番号とe-mailは採用、不採用の連絡の際に必ず必要になってきますので、間違いのない様に確認しましょう。
Objective(希望職種、目的など)
希望の職種がある場合はここに記載します。サーバーポジションに応募したいのか、キッチンポジションなのか等、アピールしたい自分の能力と共に記載しましょう。
例)
Seeking employment as a kitchen-helper with ○○ restaurant.
(○○レストランでのキッチンヘルパーとしての雇用を希望します。)
Work Experience(職歴)
私が面接担当していた際、最も重要視していたのがこの欄です。
ただ働いた場所の名前や期間を記すだけでなく、そこで何をしてどんなポジションを与えられていたのか、シンプルにかつ明確に記載してください。
日本では謙虚さは美徳ですが、海外ではできることは「できる!」とアピールする事が必要です。
社員やアルバイトといった概念はこちらではあまり強くありませんので、例えアルバイトでリーダーをしていたとしても立派な経歴です。しっかりとアピールしましょう。
日本とは逆で、上から順に新しい職歴を書きます。
April 2019-May 2021
ABC Steak Restaurant,Tokyo,Japan
Server Supervisor(Full-Time)
-Answered questions about thge menu and special dishes.
-Ensured that customers are enjoying their meals.
-Trained employees.
2019年4月‐2021年5月
ABCステーキレストラン、東京、日本
サーバー、スーパーバイザー(SV)
‐メニューやスペシャルメニューについての質問に答えた。
‐お客様の満足の強化
‐従業員の指導
Education(学歴)
こちらに関しては、最終学歴のみで構いません。しかし、求人職種に関連する学校や専門学校に通っていた場合はそちらも記載しましょう。
大学や専門学校のホームページに英語表記が記載されてる場合がほとんどですので、学部名などそちらを参考にしてください。
- 学校名
- 専攻科目
- 卒業年月
- 何を学んだのか
Skills(資格、特技など)
専門知識や技術、自分のアピールポイントを記載する項目です。
希望する職種に関係する内容であれば、面接の際にアピールできますので、必ず何か書くようにしましょう。
語学学校に通われた方は、卒業時の英語レベルを記載しても良いですね。
‐10years experience in the restaurant industry.
-Able to work at a fast pace and under pressure.
-Intermediate(English)
‐レストラン業界での10年の経験
‐忙しいペースで重圧のもと働ける能力がある
‐中級レベル(英語)
Visa Status(滞在ビザ)
ビザの種類によって働ける期間が変わってきますので、ビザの有効期限と一緒に記載しましょう。
求人によっては、働けるビザの期限が半年以上の方などと条件を指定している場合もありますので、必ず記載する様にしましょう。
テンプレート有りの参考サイト
インターネット上には沢山の参考になるサイトがありますが、個人的に参考になった2つを以下に紹介させて頂きます。
とても丁寧にまとめられているので、是非参考にしてください。
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まとめ
英文履歴書というととても難しそうに感じますが、こうやって見てみると何だかできそうな気がしませんか?
書き方やサンプルはインターネット上にたくさん公開されていますが十人十色、内容は人それぞれで違ってきます。
自分自身を最大限にアピールできるレジュメを作って、海外での仕事探しいいスタートを切りましょう^^