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映画『縞模様のパジャマの少年』を観て。実話?衝撃のラストは??


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「非常に胸糞な映画がある。」「*ホロコーストものならこれを観ろ」
そう言われて、気になっていた映画『縞模様のパジャマの少年』

グロや暴〇に頼った胸糞映画は大嫌いなワタシなのですが、これは良かった。観てよかった。

※ホロコースト:
第二次世界大戦中に、ナチス・ドイツがドイツ国内や占領地でユダヤ人に対し組織的に行った絶滅政策・大量虐〇を指す。約600万人が犠牲となった。

 

わずか94分の映画ですが、当時の残酷さが詰まっている。

今こそ観て欲しい、そんな映画『縞模様のパジャマの少年』、少々ネタバレ有りで紹介していきたいと思います^^

 

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『縞模様のパジャマの少年』の作品情報

2008年に、アメリカ・イギリス合作で映画化された、『縞模様のパジャマの少年』

背景は、ホロコーストという事で、第二次大戦下のナチスドイツによるユダヤ人迫害、という重いテーマを純真無垢な子供の目線で描く。

 

題名にある「縞模様のパジャマ」という表現が子供の純真さを際立て、最後まで観た時には、衝撃で涙も出ないかもしれない。

平和ボケした現代の私たちに、深く突き刺さる不条理さ。是非ご覧ください。

 

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原作は?実話なの?

※英語版の原作:『The Boy in the Striped Pyjamas(Pajamas)』 。一応児童文学書なので、英語の勉強にちょうど良いレベル。

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原作は、ジョン・ボインの『The Boy in the Striped Pyjamas』(アメリカでは「Pajamas」)。

映画は、忠実にこの原作を再現していると言われているので、どちらから観てもいいと思います。(私は、文章でも読みたくなり映画鑑賞後、本購入。)

 

物語自体はフィクションですが、収容所所長の妻がホロコーストについての知識が少ない描写は、事実に沿っているとの事。

💡実際のアウシュビッツ強制収容所の所長であった「ルドルフ・フェルディナント・ヘス」の妻も、ユダヤ人虐〇の実態を全く把握してなかったという。

 

また、映画版は細部まで事実に基づいて正確に製作されており、映画に登場する親衛隊の制服は、詳しく調査し、当時を再現したものであるというから、驚きです。

 

※画像引用元:制服 (ナチス親衛隊) - Wikipedia

 

大まかなあらすじ

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※まずは、予告を観てほしい。

 

第二次世界大戦下のドイツで、ナチス将校の父の昇進により、一家で殺風景な何もない田舎へと引っ越した少年ブルーノ。

友達たちと離れ退屈なブルーノは、家から見える農場に気が付く。そこには、何故か一日中「縞模様のパジャマ」を着た人々が。

 

ある日、退屈なあまり、立ち入りを禁じられていた裏庭から探検へ出たブルーノは、その農場へ近づいてしまう。そこで、同い年のシュムールと出会い意気投合するのだが、彼は有刺鉄線のフェンスの中。

 

やがて、家に来ていた家庭教師の授業でホロコーストの事を知るも、まだ8歳のブルーノは、ユダヤ人迫害の意味をあまり分からないでいた…

 

フェンスの中の彼との友情は?衝撃のラストにあなたは向き合えますか?

 

 

 

『縞模様のパジャマの少年』を観た感想 / レビュー

画像引用元:縞模様のパジャマの少年 : 作品情報 - 映画.com

わずか94分ほどの映画なのですが、ずーーーーーんときます。

 

「なぜ、彼らは一日中パジャマを着てるの?」

まだ幼いブルーノには、それが囚人服だという事も、なぜそんな事が起きているのかも分からない。だからこそ、出会った同い年の少年と意気投合し、友達になる。

 

ごく当たり前の、ヒトとしての感情を持った少年たちと、ナチスに身を染め戦争下のドイツを守ろうとする大人たちの対比が…残酷としか言えませんでした。

何故、虐〇をする必要があるのか?正義とは?

「人間の浅はかさ」「愚かさ」。そういったものを見せられる、そんな映画でした。。

 

⚠️ここからは、多少ネタバレ含みます。
まだ、観ていない方は、ご注意ください^^

 

私がこの映画を観て感じたのは、家族の誰もが悪ではないからこそ胸糞だ。という事。

もちろん、分かりやすく「ユダヤ人を虐〇する将校である父」は胸糞の対象ではあっても、彼もまた家族を守るため、真面目に仕事に従事しているだけにすぎない。

 

母親は、明確に収容所にも虐〇している事にも批判的であっても、そう教育する事を許されない。

人形遊びを止めた姉は、軍人にほのかな行為を抱き、家庭教師のユダヤ軽視の教育を、優等生らしく真っ直ぐに吸収していく。

 

戦争というものには、何も物理的な攻撃でなくとも、こうして人が人の思考をコントロールし、言論の自由を奪い、信じるものを見えなくさせるというものもある。

 

我が日本もかつてはそうでした。第2次世界大戦時、ラジオで流れる情報を信じ、戦争に反対するものは「非国民」だと、命の危険にさらされ…。

 

結局、一部の人間の欲のために大衆が駒のように動かされているにすぎないんですよね…。ヒトの心理まで深く食い込んで…。

 

💡終始、胸糞ではあるんですが、母親の言葉が胸に刺さりました。

「あれが戦争なの!?」

そう、ナチスドイツによるユダヤ人迫害は、領土奪還や防御ではなく狂信的な人種差別による迫害。正しい判断ができなくなるんでしょうね、恐ろしい。

死ぬまでに一度行ってみたいな、アウシュビッツ。

 

まとめ

昔、深夜に放送されていた「あいのり」という恋愛リアリティ番組で、一同がアウシュビッツ、かつてのユダヤ人収容所に行った事がありました。

皆、カメラがある事を忘れるくらい真剣な表情で、当時「死ぬまでに行ってみたいな」と思ったのを覚えています。

 

決して忘れてはいけない悲劇。是非、ご覧ください。