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衝撃の実話。映画『サウンド・オブ・フリーダム』~子供を蝕む大人たち~


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色々と物議を醸している話題の映画、『Sound of Freedom(サウンド・オブ・フリーダム)』。やっとU-NEXTで配信されたので早速観てみました^^

 

なぜ、物議を醸しているのか。は後に詳しくお話するとして、非常に心にグッとくる映画だったので、見所やレビューを紹介したいと思います。

 

⚠️この映画のレビューを語るにあたり、陰謀論やQアノンという内容が出てきますので、苦手な方はスルーしてくださいね^^

 

 

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『サウンド・オブ・フリーダム』の作品情報

(C)2023 SOUND OF FREEDOM MOVIE LLC ALL RIGHTS RESERVED

2018年には、既に撮影が開始されていた本作品。当初はFoxによって製作されていましたが、ディズニーによる買収で公開が延期されていました。

 

その後、Angel Studiosによって2023年に公開され、予想外の大ヒットとなります。日本でも、翌年の2024年に公開され話題となっている作品です。

 

元国土安全保障省の捜査官ティム・バラードの活動に基づいた映画で、彼の行った「人身売買と性的人身取引」との闘いについて描いている本作品。

バラードの設立した人身売買撲滅団体「Operation Underground Railroad (O.U.R.)」の活動をもとに、製作されています。

 

面白いのが、この映画の評価。

世界的に有名な評価指標サイト「Rotten Tomatoes(ロッテン・トマト)」での評価は、

  • 批評家スコア:57%(83件のレビュー)
  • 観客スコア :99%(10,000件以上の評価)

という結果に。

 

あなたはどう感じるか、どう評価するのか。是非、あなたの目で確かめてみて下さいね^^

 

大まかなあらすじ

(C)2023 SOUND OF FREEDOM MOVIE LLC ALL RIGHTS RESERVED

元国土安全保障省の捜査官ティム・バラード(ジム・カヴィーゼル)は、児童の性的搾取や人身売買の捜査に従事していた。

ある日、コロンビアで誘拐された姉弟の事件を追ううちに、世界的な児童人身売買ネットワークの存在に気付いてしまう。

 

政府の枠組みの中では、救えない子供たちがいると悟ったティムは、公務員を辞め、子供たちを自らの手で救おうと動き出す。

うまくネットワークに潜入したティムは、仲間と共に命がけで誘拐された子供たちの救出に挑むのだが___。

 

 

本作品は実話?

この作品を評するにあたって、必ずと言っていいほど議論されるのがこの「事実に基づいているのか」「どこまでが事実なのか」ということ。

 

映画が始まってすぐに、

「この映画は実話に基づいています。」

「物語は実在する人物、ティム・バラードと彼が関わった出来事をもとにしています」

というメッセージが表示されるので、「実話に基づいている」・「ティム・バラードは実在する人物」という事は、間違いありません。

 

ただし、「実話に基づいたフィクション」であることも確か。どこまでが事実あったことで、どこまでが創作なのか___。

 

実話を忠実に再現しています。と言っているわけではないので、あとは観る側に託されているのが映画の愉しみ方ですよね。

 

この映画が評論家から低く評される理由の一つに、この「事実と創作の曖昧さ」があげられていますが、そんな映画世の中にどれほどあると思っているんだ!と思ってしまいますね💦

 

💡作中、実際の写真が写されるものは事実でしょう。

ティムが海外で合同捜査を行っているのは事実。コロンビアで123人の被害者を救出し、そのうちの55人が未成年者だったという事件が報告されています。

 

陰謀論映画って本当?

この映画のレビューや感想を調べてみて驚いたのが、数々の批評レビュー。

 

映画なので批評があるのは理解できるのですが、

  • 「この映画は陰謀論まみれのプロパガンダ映画だ」
  • 「Qアノン陰謀論映画だ」

という、実に偏った意見がちらほらあるのに驚きました。

 

最近では、「ジェフリー・エプスタイン事件」「ディディ事件」など、実際に児童売買や人身売買を行っていたということが発覚し、世間を騒がせていますよね。

 

だからこそ、現実に起こっている事と創作との境目が曖昧になってしまうのだと思いますが、どちらか一方に偏った視点で観るのは、、、危険だなぁ。と感じます。

 

⚠️「実話を基にした映画」でのフィクション部分の受け取り方は人それぞれ。監督や脚本に嫌な印象を持つ場合もありますね。

この映画では、そのフィクション部分で「一部の思想を持つ人々」を刺激した可能性があります。

 

この映画を観たら分かると思いますが、作中では「一切」Qアノンや、陰謀論的な表現はありません。

実話を基にしたフィクション映画で、エンターテイメントとしてフラットな視点で観ることをおすすめします^^

 

なぜ、「陰謀論映画」だと言われるのか

ただし、調べてみるとどうやら「陰謀論映画だ」と言われるようになった理由もあるようですね。。。

Googleで調ると、以下のように書かれています。

 

  1. Qアノンとの関係性
    ・主演のジム・カヴィーゼルが、公の場でQアノン(極右陰謀論運動)を支持するような発言をしている。

    ・彼は、「アドレノクロム」という、子供から抽出される架空の薬物に関する陰謀論を真に受けている発言をしている。

  2. 映画の描き方が、誇張されているという批判
    ・映画なので、感情に訴えかける演出が多く、実際の人身売買の問題を劇的に描いているという指摘。

  3. 支持している層と政治的文脈
    ・この映画は、保守派・宗教右派・トランプ支持者の間で人気を集めた。そのため、リベラル側からは、「陰謀論と結びついたプロパガンダ」とみなされやすくなった。

 

実際は、もう一つの理由にモデルとなったティム・バラードという人物に対しての「資金不透明の疑惑」「複数の女性からの性的に不適切な行為の告発」があげられていました。

しかし、この件に関しては、このスキャンダルが事実なのかは一般人の私には分かりかねますので、表記していません。

時系列を載せておくので、ご自身でご判断ください^^

 

2023年6月22日 :ティムは、O.U.R.から使途不明金などの問題で、辞任を要求され、異議を唱えていたものの、辞任することに。

 

2023年6月のいつか:ティムに対する性的虐待の告発がある。

 

2023年6月28日頃:保守系メディアやインフルエンサーに向け、試写会スタート。


2023年6月29日 :カトリック系・宗教保守系団体の間で試写会実施


2023年7月4日
 :アメリカで劇場公開

 

2023年8月   :わずか一カ月で全米興行収入ランキング第10位!


2023年9月28日 :複数の女性が性的嫌がらせを告発。

 

さぁ、いよいよ「人身売買・児童売買」の映画公開するよー!って時から、急激なスキャンダルですね。(2023年6月より前は、スキャンダルは何も無かったという。)

どんなに専門家が批評しても、ものすごい勢いで興行収入をあげた『サウンド・オブ・フリーダム』。

 

一体真実は、どうなのか。気になりますね。

 

良い物でも使われ方で印象は左右されてしまう

正直な話をすると、どこの国でも映画やミュージシャンを使って、政治的利用をしたり印象操作をしたりという事は、あると思います。

 

我々一般人は、テレビやインターネット、書物を通してしか情報を得られないので、

「みんなが言っているからそうだろう。」

「人気だから、いいものだろう。」

「火の無いとこには煙は立たないから…」

と、大多数の意見に偏ってしまいがちですよね。

 

そうなると、「作品自体の良しあし」よりも印象で評価を下してしまう。自分の目で見てどう感じたのか。を考えるより先に印象付けてしまう。

 

これは、人間の心理なので仕方ないのですが、この効果を悪用したり(選挙など)、お金儲けに利用したりするから、印象が悪くなってしまいますね、悲しい事です。

 

💡日本でも「日月神示」という "日本の聖書" と呼ばれる書物があるのですが、これを宗教的に利用する団体がいたと聞きます。。(諸説ある)

最近でも、オカルト系インフルエンサーがこぞって紹介しているので、内容を読んでいなくても「怪しい予言書でしょ」という印象を持たれいるのですが、実際読んでみるととても道徳的で神道的で、心が洗われるなぁという感想。

私は、純粋に自分の心に「良い物」だと感じたのですが、あなたはどうでしょう?

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『サウンド・オブ・フリーダム』を観た感想/レビュー

(C)2023 SOUND OF FREEDOM MOVIE LLC ALL RIGHTS RESERVED

色々と政治的利用があるのか、Qアノンのプロパガンダ映画なのか、と外野が騒いでいる本作品。
単刀直入に感想を述べると、「すごくいい映画」「こういった活動をしている人がいる事に感動」しました。

私は、U-NEXTで視聴したので、*エンドロールの募金云々は知らなかったのですが、現状世界中で人身売買や児童の性的売買が行われていることは事実

ここがポイントだと思うのですが、どうなんだろう。。。

 

※映画では、エンドロールでQRコードが表示され、そこから募金ができるようになっていたらしい。

これは、恐らく教会がスポンサーになっているのでは?と思うのだけれど、確かに日本では全く受け入れられないでしょうね。。。

教会の信者の方は、「便利なシステム」と感じたでしょうし、他の方はモヤっとしたのではないでしょうか。

 

映画の始めに、「事実に基づいています」と出てくるので、大筋は事実にフィクションを足しているのだな。という解釈で視聴。

映画として、テンポよく進むので「どこまでが事実」「どこからがフィクション」かは、分かりかねますが、そんな映画だらけでしょう。

 

むしろ、事実を基にしたフィクション映画であれば、人は「実際はどんな事件だったんだろう」と興味を持って調べるので、よい効果だと思うのですが。

 

私には子供はいませんが、世界中でいったいどれだけの子供が(子供のみに限りませんが)こんな目に遭っているのかと思うと、映画から目が離せませんでした。


恐ろしい事ですが、誘拐された先で生まれた新しい命は「誰も知らない」商品だそうです。(出生届を出さなければ、存在していないのと同じ)

いったい、我々に何ができるのか。考えさせられる映画です。

 

昨今のインターネットの世界では仕方ないのかもしれませんが、「サウンド・オブ・フリーダム/ レビュー」などと調べると、Googleなどのアルゴリズムで選ばれた記事がトップへあがってきます。

 

💡実際に私も調べてみると、「陰謀論映画」「Qアノンのプロパガンダ」などの文字が非常に多く、中には偏った思想の記事を紹介し、偏った思想を述べているものも。

全ての事にファクトチェックを!というのは難しいかもしれませんが、一旦落ち着いて、「待てよ、これは事実なのか?」と逆を調べてみることが、ネット社会を生きる上で重要だと言えますね。

 

とは言え、陰謀論信者で偏った思想の方が悪い使い方をすれば、その周りの人にとっては迷惑な映画になりかねない。

 

思想を議論する事は大切ですが、排他的にならないように、皆で気を付けたいですね^^

ジェフリー・エプスタイン事件やディディ事件

驚いた事に、日本ではあまり報じられていない2つの事件が、まさしく「自動売買・斡旋」をしていたというもの。

 

富豪が集まって、個人所有の島でパーティーをしていたというのは、この『サウンド・オブ・フリーダム』でも出てくるので、非常に気分が悪かったです…。

人は大金を持つと、更なる刺激を求めるものなのでしょうか、、理解に苦しみますね。。

 

▼売○斡旋や、性的虐待を繰り返していた実業家。顧客リストには驚きました。

ja.wikipedia.org

 

▼性的人身売買や斡旋の罪で逮捕された。

ja.wikipedia.org

 

2019年頃から、これまでは「陰謀論だ」「オカルトだ」と言われてきた児童売買や性的児童斡旋の闇が暴かれてきました。

本当は、ずっと前から潜入し捜査を進めてきた方々がいたのでしょう。険しい道だったと思います。

 

こういった事実は氷山の一角。是非、この映画をみてあなたはどう感じるのか。を考えてみてくださいね。

 

まとめ

いろいろと囁かれてはいるものの、個人的には、すごく心にグッと来た作品でした。

陰謀論だ!と偏り過ぎると、その思想こそが陰謀論になりかねない。陰謀論だ、という色眼鏡で観るのではなく、一旦眼鏡をはずしてみてはいかがでしょうか。

エンタメ映画として、陰謀論とはきちんと距離が置けている作品だと思います^^