2000年代のロックシーン・バンド音楽は、1990年代のように時代を動かすような「大きなムーブメント」はありませんでした。。
しかし、色々なサウンドを取り入れたりと、バンド音楽というものが進化していった時代だといえます。
今回は、前回の【90年代】といえばコレ!必聴の洋楽バンド20選~王道編~ に続いて、2000年代を代表する「王道・洋楽バンド」を紹介したいと思います^^
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2000年代~聴いておきたい!王道洋楽バンド15選!
90年代のロックシーンも欠かせませんが、2000年代は「今も尚、活躍するバンド達が出てきた時代」であり、様々なジャンルの名盤が誕生した時代でもあります^^
バンドマンなら、絶対に聴いておきたい!そんなバンドを集めてみましたので、是非ご覧になってくださいね^^
MUSE
1999年に発売された1枚目のアルバム、『Showbiz(ショウビズ)』から、ずーーと追いかけてきた私の超おススメバンド、『MUSE』(ミューズ)。
1994年にイギリスで結成。グラミー賞のノミネート3回(うち2回受賞)、全世界でのセールスは2700万枚以上。
結成当初から今のメンバーで、同じ学校に通っていた3人というのが、なんともほっこりするストーリー。
デビュー当初は、レディオヘッドと比較されていたが、後にシンセサイザーを積極的に取り入れた独自の音楽性を確立。
ジャンルは、プログレ・オルタナティブ・エレクトロニカを融合したような独特な音楽性。
何といっても、彼らのライブは評価が高いので、是非一度ご覧いただきたい^^
Linkin Park
Linkin Park(リンキン・パーク)は、1996年にアメリカ・カリフォルニアで結成された
ロックバンド。
21世紀に最も売れたバンドで、全世界累計セールスはなんと!1億枚以上!!! グラミー賞、ノミネートが6回(2回受賞)のモンスターバンドである。
彼らの音楽性は、ラウドロック・ヒップホップ・ハードコア・エレクトロニックなど様々な要素の影響があるといえる。
一般的に言われているのは、ミクスチャー・ロックやニュー・メタルといったところだが、本人たちはウンザリしているというから面白い。(日本では、ミクスチャーといえば「リンキン!」というほど定着している。。。)
Nine Inch Nails
1988年に、アメリカ・オハイオで結成されたロックバンド、「Nine Inch Nails」(ナイン・インチ・ネイルズ/通称NIN)。
一応、バンドの体裁はとっているが、トレント・レズナー個人によるプロジェクトであるため、メンバーはアルバムによって変動がある。
NINのサウンドは、インダストリアル・メタルの重たく、騒々しいサウンドが特徴であるが、美しいメロディからなる繊細な曲もある。
彼らの曲のテーマは、「怒り」や「渇望」であり、憂鬱なサウンドは重々しく暗い存在感があるので、好みが分かれるかもしれない。
Arctic Monkeys
2002年にイギリスで結成されたロックバンド、「Arctic Monkeys(アークティック・モンキーズ)」も忘れてはいけない。
デビュー当時の彼らは、UKガレージロックの代表格ともいえるサウンドが特徴的で、楽器をそのままかき鳴らすかのような音に、疾走感あるビートで駆け抜ける雰囲気が古カッコいい。
3rdアルバムからは、よりインディーロック・サウンドをみせる様になり、しっとり目のミュージックに傾倒していったアクモン。その後は、より実験的なサウンドを求める様になり、「2000年代ロックの王者」とも言われている。
My Chemical Romance
画像引用元:Amazon canada
続いては、2001年にアメリカ・ニュージャージーで結成されたロックバンド、「My Chemical Romance(マイ・ケミカル・ロマンス)」。
この、骸骨のような服をきた5人組は、見たことがある人も多いのでは?
この頃のマイケミはグラム・ロックのような貴族・兵隊チックな衣装が多く、ミュージカル・ロックなんて呼ばれることも。
メイクを施すこともあり、「エモ」というジャンルで表現されることもあるが、本人たちは強く否定している。
パンク・ロック、ハードコアを基調とし、メロディアスでダイナミックな音楽性は、クイーンやザ・スミス、アイアン・メイデン、デヴィット・ボウイ、ピンク・フロイドなどから影響を受けている。
The Strokes
1999年、アメリカ・ニューヨークで結成されたロックバンド、「Strokes(ストロークス)」。
彼らは、上流階級や富裕層の通う学校で出会って、バンドを始めたというから驚き。(ロックやバンドは「不良」のイメージがあるからね(笑))
始めて彼らの音楽を聴いた時は、「かっこいいUKロックバンドが出た!」と勘違いするほど、ガレージロックサウンド全開で、アメリカと聞いてびっくりしたのを覚えている。
ロックンロール/ガレージロックを思い出させるサウンドを、若者風にオシャレに解釈した彼らのサウンドは、ロックンロール・リバイバルとも呼ばれている。
(アークティック・モンキーズやフランツ・フェルディナンド、カイザー・チーフスなど多くのバンドが彼らから影響を受けていると公言している。)
The killers
「The Killers(ザ・キラーズ)」は、2001年にアメリカ・ラスベガスで結成されたロックバンド。
キーボードやシンセサイザーを使ったサウンドが特徴的で、口ずさみやすいメロディーが人気を呼んだ。
これ、私だけかもしれませんが、キラーズのボーカル、ブランドンがQUEENのフレディ・マーキュリーと似ているんですよね。。(常に、というわけではないが、振る舞いや声など。)
アメリカのバンドなのに、イギリスで大人気だったのは、その辺も関係しているのかもしれません。
ジャンルは、オルタナティブ、インディー・ロック、ニュー・ウェイブ、ダンスロックといったところ。
日本では、あまり人気が出ませんでしたが、UKロック好きならサウンド気に入るかも。(アメリカ出身ですが💦)
MGMT
「MGMT」(エム・ジー・エム・ティー)は、2002年にアメリカ・ニューヨークで結成されたサイケデリックバンド。
以前は、「The Management」というバンド名であったのを略して、MGMTとなった。
彼らのサウンドは、遊び心満載のサイケデリックサウンドだったり、リズムを感じるエレクトロポップが特徴的で、まさしく2000年代のサウンドと言える。
メロディが耳心地よく、中毒性がある曲が多い。(「Kids」という曲なんて、永遠に再生しそうになる。)
Kings of Leon
Kings of Leon(キングス・オブ・レオン)は、1999年にアメリカ・テネシーで結成されたロックバンド。
なんと、3兄弟+従兄で構成されているメンバー。父親は厳格な宣教師でその父の名前から”レオン”とつけられたという。
サウンドは、ガレージ・ロック、カントリー、ブルースなどから影響を受けており、正直初めて聴いた時は、UKロックかと思う様なサウンド。(アメリカより先にイギリスで人気爆発したのも納得の音。)
日本では、あまり注目されませんでしたが、アメリカ・イギリスではロックシーンに欠かせないバンド。是非聴いてみて下さいね^^
Franz Ferdinand
2002年、スコットランド・グラスゴーで結成されたロックバンド、「Franz Ferdinand(フランツ・フェルディナンド)」。
この曲は、ソニーのCMで使われて一気に人気爆発。こういったダンサブルサウンドはまだ新しく、「かっこいい~!!」と思ったのが懐かしい^^
このバンドは、まさしく2000年代というサウンド。
イギリスの伝統的なキャッチ―なリフやメロディーを持ち合わせたレトロなロックンロール・アンサンブルながら、エレクトロサウンドを取り入れ、踊れるダンサブルなリズムを導入。
個人的には、ギターのサウンドがかなり好み。レトロ・フューチャーなシンセポップ・ニューウェーブへの愛着も◎。
The White Stripes
2000年代を代表するバンドでこのバンドを忘れてはいけない。
1997年に、アメリカ・デトロイトで結成されたガレージロック・リバイバルを代表するバンド、「The White Stripes(ホワイト・ストライプス)」。
残念ながら、2011年に解散してしまったのだが、それまでにリリースしたアルバム『エレファント』『ゲット・ビハインドミー・サタン』『イッキ―・サンプ』の3作はグラミー賞を受賞。
強烈なイメージである「赤・白・黒」の3色がバンドのイメージカラー。
とにかく、MV・サウンドどれをとっても「オシャレ」で、「異質」で「かっこいい」ので、是非一度聴いていただきたい!!!
Maroon5
画像引用元:マルーン5 - Wikipedia
このバンドは、知らない人はいないのでは?という程の人気ぶり、1994年にアメリカ・ロサンゼルスで結成されたポップロック・バンド「Maroon 5(マルーン5)」。
全世界トータルセールスは1億1000万枚を記録しており、「世界で最も売れたアーティスト集団」の1つである。
サウンドは、ポップロック、ダンスポップ、ファンク・ロック、インディー・ロックといった様々な要素を取り込んでいる。
ダンサブルな要素が強く、「バンドだったの!?」と驚かれることもしばしば。
一度でいいから、ライブステージを見てみたいですね~!!!
Cold Play
「Coldplay(コールドプレイ)」は、1997年にイギリス・ロンドンで結成されたロックバンド。
このバンドは、これまでにリリースしたスタジオ・アルバム全てが全英アルバムチャートで1位を獲得しているというから驚きだ。
彼らの曲は、とにかくメロディーが美しく、繊細なサウンドが特徴。歌詞は哲学的で、哀愁を帯びた美しい音楽性が、唯一無二の存在感を出してくれる。
ジャンルとしては、オルタナティブ・ロック、ポスト・ブリットポップ、ソフトロックなどと言われることが多い。様々な楽器の音を取り入れたりしているので、音の表現も枠が無く、壮大。
同ジャンルだけでなく、様々なアーティストの影響を受けた。と公言するように、偏った音楽にとどまらず、いろいろなジャンルの音楽を聴いてきた。という彼ら。
そんなセンス抜群の「Coldplay」ならではの曲を、是非聴いてみて欲しい。
Kasabian
1997年に、イギリス・レスターで結成されたロックバンド、「Kasabian(カサビアン)」。
カサビアンは、21世紀にイギリスでデビューしたバンドの中で、最も活躍しているバンドの1つであり、2010年にはQ誌で世界最高のライブ・アクトに選ばれている。
ジャンルは、オルタナティブ・ロック、エレクトロ・ロック、インディー・ロック辺りだが、本人たちは「インディー・ロックは嫌い」と公言している。
単独ツアーも含め、計12回と来日回数も多く、日本でも人気のバンドですね^^
Brian Setzer Orchestra
最後に、こちらロックバンド、、ではありませんが私の愛してやまないスウィング・ジャズ・ビッグバンド「The Brian Setzer Orchestra(ブライアン・セッツァー・オーケストラ)」。
1992年にアメリカ・ニューヨークで結成された、ミュージシャン:ブライアン・セッツァー(元ストレイ・キャッツ)率いるビッグバンドで、ジャズとロックの融合ともいえる楽曲は、めちゃめちゃかっこいい!!!
ロカビリーの要素も取り入れながら、ジャズ、ブルースとうまく掛け合わせ、ブライアンの思う理想の「スウィング・ロック」ができたという、このビッグバンド。
とにかくライブがかっこいいので、是非観てみてくださいね^^
まとめ
長々とお付き合いいただきありがとうございます^^
2000年代は、ロック史の中でも今を代表するバンドが登場した時代。(今も尚、活躍されているバンドばかりですね)
その中でも、ガレージロック、ガレージロック・リバイバルにおいては、たくさんのバンドが誕生しました。
ここでは、紹介してないものの、玄人向け(バンドマン向け)おすすめバンドも次回紹介していきますので、是非!また覗きに来てくださいね🎸🥁🎷
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