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包丁は砥石で研ごう‼ 料理人の(私が)薦める砥石はコレだ‼


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プロ料理人の方も、そうでない一般の方も、1本は持っているでしょう、「包丁」。メンテナンスはされていますか?

プロはもちろんの事、家庭用でも切れない包丁を使うのはすごく危険⚠️です!

そんな、包丁のメンテナンスに必要なのが、「砥石」ですよね^^ しかし、種類も値段も豊富でどれを選べば良いのやら。。。

 

そこで、今回は料理人である私のおススメしたい、【和包丁にも洋包丁にも使える】砥石を紹介したいと思います^^ 砥石を購入の際に、是非参考にしてくださいね^^

 

なぜ砥石がいいの?

「包丁を研ぐ」といえば、砥石やシャープナーを思い浮かべると思いますが、何故プロは砥石を使うのでしょうか?

砥石は、構造上刃を削って、新しい鋭い刃を作るので、新品の様な包丁の切れ味に戻すことが可能です。(何年か使っていると包丁はどんどん小さくなっていきます。)また、プロであれば、自分の扱いやすい刃付けができるので、砥石は必須‼

 

確かに、シャープナーも魅力的です。特に、一般家庭で使う分には、わざわざ砥石を出して、水に浸けて、、というのは「めんどくさい」ですね。。

しかし、シャープナーの構造上、一時的に切れ味をよく感じさせているだけなので、包丁にとっては、寿命が縮む行為でしかないのです。。。シャープナーで研いでしまうと、何度も研ぐ必要があり、刃が段々とえぐれてしまうので注意しましょう^^

 

では、どのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう^^

 

⚠️シャープナーがダメ!という訳ではありませんが、それだけで何度も研いでしまうと、刃が欠ける原因にもなります。

何度か使ったら、一旦砥石で直すというのが大切です^^

 

簡易シャープナーとの違い

切れないな。と思ったらすぐに使えるシャープナーの手軽さは魅力です。しかし、シャープナーは厳密に言うと、「研いでいる」のではなく「刃を荒く傷つけて、食いつきを良くしている」だけ。一時的にしか切れ味は戻りません。

 

※図のように、シャープナーの方はえぐる様に削り、一時的に刃先をとがらせます。一方で、砥石の場合、新品の様な刃を付ける事ができます。

 

一時的に、食いつきよく感じますが、刃先が弱いのは図から見てとれるでしょう。刃を長持ちさせるには、砥石が断然効果的といえます^^

 

 

 

砥石の種類

画像引用元:https://www.biccamera.com

砥石の重要性はご理解いただけたと思いますが、では一体どんな砥石を購入すればよいのでしょうか。

選ぶ際のポイントは2つ。それぞれ一緒にみていきましょう^^

 

プロだと3種、家庭用は中研ぎ1つで充分

砥石を見たことがある方はご存じだと思いますが、砥石には【番手】という指標があり、その番手によって「粒度(粒子の細かさ)」を表しています。

 

💡【番手】
#800や#1000といった数字で表される。

数字が小さいほど粒度は荒く、大きくなるほどきめ細かくなっていきます。

 

 

大きく分けて、3種類の砥石があり、番手に応じて

  • 荒砥石(#200~600)
  • 中砥石(#800~2000)
  • 仕上げ砥石(#3000以上)

と、粒度によって使い分けています。

 

荒砥石は、刃が欠けた時などに使用するもので、普段使いではあまり必要がありません。しかし、プロ用であれば、一本もっておくのが良いでしょう。

 

家庭用でもプロ用でも、一番よく使うのが、中砥石です。初めて砥石を購入する場合は、この中砥石から揃えると良いですね^^ 包丁の切れ味が落ちてきたら、この中砥石で研ぎましょう。(家庭用であれば、この一本で充分です)

 

仕上げ砥石は、中砥石で研いだ包丁を、さらにキレイに仕上げるための砥石です。

粒度が細かく、切れ味が鋭くなり、強度もあがります。プロの場合は、通常ここまで研ぎあげ、切れ味を長持ちさせます^^(家庭用では、必要ないでしょう)

 

包丁との相性が大切

また、砥石の素材も様々で、「硬め~やわらかめ」「セラミック製~ダイヤモンド製」など、種類が豊富です。

また、包丁自体も素材が様々なので、ご自身の大切な包丁に合う砥石を選ぶことが重要になってきます^^

 

💡選び方の例

✅ステンレス包丁→やわらかめの砥石(基本的にどんなのでも研げる)
✅セラミック包丁→ダイヤモンド砥石
✅鋼包丁    →硬めの砥石(但し、鋼の種類によってはやわらかめが◎)

 

※初めて購入の場合は、オールマイティに使える砥石を選ぶと良いでしょう^^

 

料理人のおススメ砥石メーカー

砥石の種類や、特徴はお分かりいただけたでしょうか?ここでは、料理人の私がおススメする、3大砥石メーカーをご紹介したいと思います!

プロの間で「評判の高い」メーカーですので安心^^ 是非、参考にしてみて下さいね👌

 

SHAPTON(シャプトン)「刃の黒幕シリーズ」

 

私も長い間、愛用中の【SHAPTON(シャプトン)「刃の黒幕シリーズ」】

「シャプトン」の砥石は、一般的の砥石と比べて工程が少なく、時間短縮できるのに高品質なところがおススメポイント!

ロングセラー商品の、「刃の黒幕シリーズ」は、職人なら一本は持っているといってもよいくらい、よく聞きます^^

 

研磨力が高いのに、ヘリが少ないので長持ち!種類や番手も豊富なので、自身の包丁に合った一本を選ぶことができます^^

ケースがそのまま、研ぎ台として使えるのも◎ 高品質なのに使いやすい砥石を探しているのなら、おススメです👌

 

上のリンクは、一番おススメな番手のセット

プロの方でも、まずは「#1000の中砥石」と、「#3000~#5000」の仕上げ砥石があれば十分です^^ 

それ以外の番手は、自身の包丁にあわせて、必要なものを追加で選ぶと良いですよ。

 

 

<他の番手が必要ならコチラもチェック👇👇>

 

 

 

キング砥石

 

続いては、昔から不動の人気のメーカー、【キング】です。愛知県に本社を置く、このキング砥石は、細かい粒度で分けられた種類の多さや、コストパフォーマンスの高さに定評があります。

砥石で研ぐ練習に使いやすい、ちょうど良い価格なので、まずここから入る料理人が多い印象です^^

 

<便利な両面タイプもありますよ^^>

 

 

末広(スエヒロ)

 

最後は、砥石専門メーカーの「末広(スエヒロ)」

実は、日本にいた頃は聞いた事がなかったのですが、カナダの砥石専門店を訪れた際に、そこの店主から「今は、ここが一番おススメメーカーだよ(*私の包丁はステンレス)」と教えていただいたメーカー。

 

試しに、購入してみましたが、一言に「バランスがいい!」と言いたくなる、そんな砥石です^^

硬すぎず、かつ、やわらか過ぎずのいい塩梅で、研いでいる手の感触も◎ 時間をかけずに研ぎ上がるので、プロ用にも問題なし^^

 

セラミック製なので、ステンレスでも問題なくキレイに研ぎ上がりますよ^^

 

<面直しにも定評がある様です^^👇👇👇>

 

 

まとめ

家庭用でもプロ用でも、包丁は長く愛用するもの。日々のメンテナンスはちゃんとしてあげたいですよね^^ 良い砥石があれば、100均の包丁でさえ、スパッと切れる様に生まれ変わらせる事ができますよ!

切れない包丁は、本当に危険なので、是非この機会に、自身で研いでみてはいかがでしょう^^