2020年のコロナによるロックダウンも落ち着きを見せ始め、2021年の夏ごろからカナダ・バンクーバーでは求人が増え始めてきましたね^^
留学中、「カナダで働きたい!」「でも英語が話せない…」「海外で本当に働くことなんてできるかな?」と不安な方に少しでも安心してもらいたい!!
という事で、今回はカナダ・バンクーバーでの仕事探しについてまとめてみたいと思います。
最低賃金:C$16.75/時 (2023年10月更新)
バンクーバーでのおススメ求人
バンクーバーに住んでみるとよくわかるのですが、アジア人が本当に多いです。
移民の方、留学中の方、日系人など状況は様々ですが、一日にすれ違う人の4~5割はアジア人と言っても過言ではありません。さすが人種のサラダボウル・カナダですね!
なので、英語が話せないと絶対に仕事が無い!という状況ではありません。実際にカナダに来る前まではとても不安だと思いますが、安心して求職活動できると思います。
今回は、いろんな観点からみておススメの仕事を3つ紹介したいと思います。
日本食レストラン
何といっても一番おススメなのが、日本食レストラン(ジャパレス)です。
居酒屋・ラーメン・寿司屋と様々で、スタッフの多くをワーキングホリデーや留学生でまかなっているため、比較的1年中求人が出ています。
経験がなくても雇ってもらえる職種として、
- サーバー
- キッチンヘルパー(クック)
- ディッシュウォッシャー(皿洗い)
の3つの求人が多く見られます。
サーバー(ウェイター・ウェイトレス)として働くには、ある程度の英語力(お客様とやり取りができる)が求められますが、キッチンヘルパーやディッシュウォッシャーであれば英語力は問わないところが多いです。
英語力に自信がない場合はキッチンワークから始めるといいでしょう。
💡また、最大のポイントとして時給は最低賃金のところが多いですが、それに加えチップを頂けるケースがほとんどです。
チップ率はお店次第になりますが、時給に加え1時間辺り$3のチップでも意外と稼ぐことができます。
更に、おいしいまかない付きのところが殆どなので、栄養が偏りがちな異国の地での一人暮らしにはとってもありがたいですね^^
ここカナダでは、お酒(リカー)を扱うレストランでサーバーとして働く場合、お酒を提供できる資格「Serving it Right」が必要になります。
インターネットでできますので、事前に取得しておくとスムーズに仕事が始められます。
日系ヘアサロン
こちらは技術の必要な専門職となりますが、バンクーバーにはスタッフが日本人で構成されている日系のヘアサロンが多くあります。
先ほど述べたように、バンクーバーはアジア人が多いため、アジア人の美容師さんの需要は高く、技術も高いと評判です。
カラーリングなども、人種によっての髪質の違いをよく理解している日本人美容師さんはとても需要が高いです。
個人的な感想ですが、「日本よりも稼げる」という美容師さんのお話をよく聞くので、出稼ぎ半分で渡航した美容師さんもいるかもしれないですね^^
こちらも時給、もしくは歩合制賃金に加え、チップが頂けますので働く環境として良いでしょう。
カフェ
オーストラリアに並んでバンクーバーでも人気なのがバリスタ留学。
専門学校に通ってインターンシップで働きたいという人も多いですが、ラテアートを施すような本格的なカフェでない限り、未経験でも雇ってもらう事ができます。
同僚スタッフやお客さんとのコミュニケーションは英語になりますので、中級程度の英語力が必要とされます。
たとえ英語が初級程度だとしても、日本でカフェで働いた経験があれば採用の可能性も高いので、チャレンジしてみるのもいいですね^^
日本食レストランや日系ヘアサロンでは、条件が揃うのであれば就労ビザのサポートをしている会社がほとんどです。
経験があるに越したことは事はないのですが、興味とやる気があれば良い!という企業もあります。
もし興味がある場合、準備とビザ申請に時間がかかりますので、できる限り早くエージェントに相談してみてくださいね。
\ 相談するだけなら無料!! 専門家に聞いてみよう!! /
>>個人的な話ですが、私もその一人。
ワーホリ→ワークビザ(就労ビザ)→永住権
という流れで永住権獲得も夢ではないので、早めに相談しましょう!
※海外でワークビザ就労(フルタイムワーカー)は稼げると日本で話題に😯
現地のリアルを紹介している記事はコチラをどうぞ^^
バンクーバーでの仕事の探し方
いざ、仕事を探そう!と思ってもバンクーバーには日本の様な、履歴書付きのタ○○ワークや求○案内の様な求人のみの情報誌はありません。
インターネットで探すにしても、直接探すにしても履歴書は手書きは不可なので、必ず仕事探しの前に英文履歴書をパソコンで作成しておきましょう。
情報サイト
最も手軽に、すぐにでも仕事を探せるのが情報サイト。カナダにも日本人向けの情報サイトと現地の人向けの英語表記の情報サイトがあります。
日本人向けの情報サイトは掲示板の様に情報交換できる場を設けているサイトもあるので、リアルな声も聞くことができます。
バンクーバーで10年過ごしてきて、個人的におススメな情報サイトを3つ紹介したいと思います。
①【JP CANADA】
カナダに留学やワーホリで来たら、まず必ず通る道なのがこのサイト。
JPCANADAはカナダに本社を構える留学センターで現地最大手。日本でも東京・大阪に支店を構え、日本・現地両方からサポートしてくれる留学センターです。
そのJPCANADA運営の掲示板サイトは毎日更新されているので、求人情報は最新のものが手に入ります。
私も某日本食レストランで人事を担当した際、一番先にここに求人を掲載させて頂いてました。
②【人材カナダ】
こちらは上のJPCANADAが運営する求人専門サイトで、日本人の人材確保のプラットフォームとしてカナダ拠点のビジネスと求職中の日本人をつないでくれます。
就労ビザのチャンスがあるかどうかも表記してくれてますし、同社ビザ部門でワークビザ取得のサポートもしてくれますので、ワークビザ取得を考えている方はこちらから探すことをおススメします。
③【Craigslist】
Craigslist(クレイグスリスト)とは、アメリカのサンフランシスコに拠点を置くCraigslist Inc.が運営している「クラシファイドコミュニティーサイト」のことで、ローカルの情報を共有・交換するためのネット掲示板のようなものです。
現地情報のため、全て英語でのやりとりになりますが、ローカルの仕事に挑戦してみたい方はここで探すのも良いかもしれません。
但し、全ての情報が正しいとは限りません。求人と書いていても行ってみると怪しいオーディション会場だったなんてことも。英語に自信のない場合は避けた方が良いでしょう。
世界50ヶ国以上で展開されているので、Craigslist Vancouverで検索してくださいね。
直接飛び込み
働く場所の雰囲気を見てから決めたい!という方は、求人している、いないに関わらずレジュメ(英文履歴書)を直接担当者に渡すのがおススメです。
運が良ければ、そのまま面接⇒採用となることもありますので、旅の恥はかき捨て。というか恥でも何でもないのでガンガン持っていきましょう。
しかし、働きたい意思を伝えるのであれば身だしなみや忙しい時間帯は避けるなどに気を付けた方が良いでしょう。
面接する側も「お客として利用した際に、ここで働きたいと思いました」
と言われて直接レジュメを貰うと、とても嬉しいですし、採用に前向きに面接をしたいなと思います。
競争率の高いときは、20枚配って、5件面接までいけたなんてことも聞くので、ここだ!と思った時は、求人情報を探すより先に、レジュメを渡してしまいましょう!
③バンクーバーでの仕事探しのポイント
日本と違って、こちらでは曖昧な返事や自己主張無しはやる気がないとみなされる傾向があります。
はっきりと自分の働きたい日数や時間は主張し、労働条件など自分でしっかりと確認、理解した上で働く意思を表示してくれる人が評価されます。
イエスマンで後から「話が違う」とならないためにも、事前にプランはしっかりと立てましょう。
履歴書(レジュメ)はしっかりと書く!
まず一番大切なのが履歴書(レジュメ)。英文履歴書では、日本の様に決まった形式はなく、自分で作成するのが基本です。
面接担当者が欲しい!と思うような履歴書を作成する事が大きなポイントになります。
自身が希望する職種の経験があるのであれば、アルバイトだったとしても経験は経験なので必ず書きましょう。
こちらに英文履歴書の書き方をまとめてますので、参考にしてください。
>>>詳しくはコチラ👇
事前に口コミはチェック!
ここバンクーバーでは、留学生・ワーキングホリデーのスタッフを採用しているところがとても多いです。ということは、人の入れ替わりも多いという事。
あってはならない事ですが、ごく稀に短期労働者を使い捨てのように扱うところも無いとはいえません。
可能であれば、事前に職場の人間関係、給料やチップについての情報を口コミで調べておくことをおススメします。
その際、全ての情報が正しいとは限らないので自分自身で責任をもって正誤判断しましょう。
まとめ
ここバンクーバーは比較的日本人も多く、日本人スタッフを欲しいとする企業や店舗は多いといえます。
また、上でも紹介した通り、職種によってはそのまま「就労ビザ→永住権」のチャンスがある場合もあります。
働く環境は日本と大きく違うとは思いますが、良い点も悪い点も違いを楽しみながら働ける場所に出会えると良いですね^^