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超話題!! Netflix リミテッドドラマ『汚れなき子』。犯人は3人!? //感想・レビュー


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Netflixの配信ドラマで、全世界1位に輝いたドイツ発のサスペンススリラードラマ『汚れなき子』、あなたはもう観ましたか?

 

冒頭から、ダークでヘビーな雰囲気たっぷりのこのドラマ。監禁ものという事で笑いは一切なしのスリリングな展開に、一気見してしまう事間違いなし!!!

この記事では、一気見した私なりの感想と見所をご紹介したいと思います。

 

▼原作がかなりバズりましたね!ドラマとは違う展開に目が離せない!?

 

▼カナダにも日本語版ありました!! コチラからどうぞ^^

🛒『汚れなき子』:Japanese edition

 

『汚れなき子』の作品情報

画像引用元:Netflix Canada

2023年9月から、Netflixで配信されているドイツのサスペンスドラマ『汚れなき子』

配信をスタートしてからは、すぐさま世界各国で視聴ランキングにランクインという人気ぶりで、ハマる人が続出。

各話およそ50分・全6話で完結。Netflixで独占配信中。

 

💡2人の子供と共に監禁されていた女性が、監禁場所から逃げ出す事に成功。

捜査官たちは捜査を進める内に、13年前の未解決失踪事件と恐ろしい事実に辿り着くのだが、、、

といった、監禁物サスペンスドラマ。思った様に進まないストーリーが、頭を混乱させますよ^^
 
 

原作は、ドイツの新鋭作家ロミー・ハウスマンによるベストセラー小説『汚れなき子 ”Liebes Kind”』(英題:dear child)。

▼こちらがそのベストセラー小説!ドラマとは違う展開に目が離せない!?

 

▼カナダにも日本語版ありました!! コチラからどうぞ^^

🛒『汚れなき子』:Japanese edition

 

▼ Xでの反応も好評で、期待感が高まりますね^^

 

大まかなあらすじ

画像引用元:Netflix Canada

ある男から、監禁されていた場所から逃げ出した一人の女性(レナ)。しかし、不運な事に交通事故に遭ってしまい緊急搬送されます。。

一緒にいた少女(ハンナ)の話から、2人は監禁されていたのでは?と疑う捜査官。さらに、弟の(ヨナタン)がまだ取り残されている事もわかり、捜査が開始されます。

 

事故にあった女性の身元を探るうちに、13年前に起きた未解決失踪事件の被害者(レナ)ではないかと、当時の被害者の両親が駆け付けます。

 

果たして、この女性は13年前に失踪してしまったレナなのか?別人なのか?

 

次第に複雑化していくこの事件。次から次へと発見される女性の遺体は一体どういうことなのか!? その真相へと迫っていく………。

 

登場人物

画像引用元:Netflix Canada

◆レナ・ベック(キム・リードル)

子供達2人と共に、厳重に施錠されていた家で監禁されていた。我慢できずに、隙を見て脱走する途中で、車にはねられてしまう。

すぐさま、救急搬送されるが、そこで見えてきた事実とは?

 

画像引用元:Netflix Canada

◆ハンナ(ナイラ・シューバース)/ ヨナタン(サミー・シュレイン)

レナの娘のハンナと息子のヨナタン。二人とも、監視下の中レナに育てられた。

この監禁されている家でしか生活をしたことがないため、外の事は何もわからない。

 

その他の登場人物

◆ゲルト・ビューリング(ハンス・レ―ヴ)

13年前に起きたレナの失踪事件を調べている刑事で、レナの同級生。

 

◆マティアス&カリン

13年前に失踪したレナの両親。

 

 

 

『汚れなき子』を観た感想/レビュー

 

まだ観ていない!という方は、まずこの予告編をご覧ください。監禁サスペンスはよくあるシチュエーションですが、これは一味違います。

「汚れなき子」の意味が、観たらわかります。。面白かった~。。。

 

犯人は一体誰なのか??レナはどこに行ったのか!?子供の父親は3人!!? 

次から次へと、?マークが出ながらも、最後に一気に全てが繋がり、気持ちいい!6話完結で、スピーディーに進んでいくので、飽きることなく楽しめますよ^^

 

⚠️ここからは、ネタバレを含みます!! これから観るという方は、ご注意くださいね^^

 

このドラマ、個人的な感想ですが「かなり面白かった」です。私は。

序盤の監禁シーンで、犯人(子供たちの父親)が帰宅時に「1・2・3・4・5・6…」と数を数えながら帰ってくるシーンがあるのですが、その次の話で見事に回収されます。

「監禁場所の周りには地雷が埋められている。」

 

そう、地雷を踏まない様に、右に何歩、左に何歩と数えていたんですね、きっと。

そして、逃げた”レナ”と呼ばれる女性は、13年前に失踪した女性”レナ”と同じ傷が手にあるにも関わらず、「レナではない」という。

娘であるハンナの情報によると、この逃げ出した女性の血液型は「AB型のRH-」だというのに、それも違う。この子は何!?黒幕なの?と混乱させられます。

 

こういった感じで、始めの何話かは、ミスリードをさせる描写で進むのですが、1話ごとに回収されていくのが本当に気持ちが良かった!

 

謎が謎を呼び、真相は一体何なのか!?と目が離せない内に、次第に「あれ?もしかして大きな思い違いをしていたのでは?」と気付く、いや、気付かされるんです!

 

子供ハンナの役どころの重要性

ここがこのドラマの最大のポイントだと言えます。

というのも、このドラマの不気味さや異常さは、犯人が~とか、犯行の動機が~、といったところにはありません。(初めはそこにフォーカスしてしまいましたが。)

もちろん、よくあるストーカー殺人や誘拐犯のような、気味の悪い描写はあるものの、見終えると犯人はただの脇役でした。。。

 

ハンナという純真無垢で素直なただの子供が、歪んだ育てられ方で(この子の中では

それが通常であり、日常である)異常に写ってしまう、この子達にとっての「家」はあの「監禁場所」である。というのが、視聴者を混乱させるんですね、、いやぁ面白い。

 

主役は、このハンナでしたね。だから「汚れなき子」なんですね。。

 

レナは決して洗脳されていない

これは、色んなレビューを見て思ったのですが、

  • レナは一人暮らしを始めても、また金髪に戻した
  • 警察に、犯人像を嘘をついて協力しなかった
  • 警察に助けを求めなかった
  • 結局洗脳されっぱなしのレナにいらついた

といったところで、モヤモヤした。という感想が多かったのですが、これは「犯人がまだ監視している」事に気付いたから。でしょう。

この「気付き、確信した時」の演技が素晴らしく、鳥肌が立ちました。

 

レナは、最後まで諦めず、冷静に犯人へ逆襲する機会を練っていたとこが感動的でした。

きっと、そんな強い女性だったからこそ、ハンナは「実の母レナ」と同じようにこの女性も愛したんだと思います。。切ないですね。

 

まとめ

いやぁ、久しぶりに見入ってしまうドラマでした。次から次に謎を呼ぶ展開に、次の話が待ちきれず「思わず一気見」してしまいますよ^^

子役が素晴らしかった、『汚れなき子』。是非、ご覧くださいね👍